( ’06/10/25 追加 )



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甲斐駒ケ岳は50年前(1956年)の5月、初めて登山靴、ピッケル、キスリングなど登山用具一式を購入して、本格登山を始めた山です。
この時は先輩3人と、前夜初の夜行列車・バスで戸台口まで入り、重荷を担いで一日がかりで北沢峠の無人の県営北沢小屋(その後台風で流失し今は無い)に入り、ここをベースに2日目仙丈岳、翌日甲斐駒を目指した。
この年は残雪が多く、技術の未熟な我々は小仙丈までがやっと。翌日は六方石からのトラバースルートで、2つの雪渓をバケツを掘ってやっと通過、甲斐駒山頂に立つことが出来た。
その翌年の5月にも I先輩と再訪し、2日目仙丈往復、3日目は甲斐駒を越して六合石室泊まり、4日目に鋸岳往復、5日目赤河原、戸台経由で下山した。

私も75歳を過ぎ、登山もそろそろ幕引きに近づいているのでもう一度思い出の山に登ってみようと妻と二人で紅葉の山を訪れた次第です。
朝8時過ぎ新宿発の高速バスで伊那市・仙流荘へ、南アルプス林道バスに乗り換えて、昼過ぎには北沢峠に到着し、往時を思えば隔世の感があるが、ここから先は昔と同じで、頼るは自分の体力のみ。

1日目の仙水小屋(完全予約制)まで1時間弱は雨の中を歩いたが(翌日以後の好天を予想して想定内)、2日目の甲斐駒往復、3日目の仙水峠・栗沢山・北沢峠は快晴で、紅葉真っ盛りの山を満喫した。同時に体力の衰えも痛感し、案内書のコースタイムをかなりオーバーしたが、これも想定内。栗沢山登山はその時の体調次第のつもりだったがこれも目的達成、山頂から摩利支天の大岩壁を真正面から眺めて感激した。そして帰りのバスでは数m先のカモシカの表情まで観察できたし、仙流荘の大浴場を独り占めして汗を流したりで、大満足の山旅だった。

(第1・2日目の行動記録)
10/11)
新宿発:8.10(中央高速バス・南アルプス3号)、仙流荘;12.10〜12.50、(南アルプス林道バス) 
北沢峠;13.45、仙水小屋;14.30、(夕食;16.30、消灯;18.30)
(10/12)
(起床;4.00、朝食;4.30) 出発;5.30、仙水峠;6.10〜20、駒津峰;8.10〜50、六方石;9.30、
摩利支天分岐;10.10、甲斐駒山頂;11.00〜12.10、六方石;13.10、駒津峰;13.50〜14.10、
仙水峠;15.40〜45、仙水小屋帰着;16.10、(消灯;18.30)

第3日目の記録は ここ または最下段の [甲斐駒ケ岳・2] をクリックして下さい。 


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