
薄明るくなる頃小屋を出発。
途中で朝食をとり、ガスの中を
祖父岳山頂を越えて岩苔乗越
まで来て一休み。 |

岩苔乗越は黒部川の
最源流。
南側、三俣蓮華の方向に
流れ始め、雲の平の台地
をぐるっと回り、途中で多く
の支流を合わせて、北に
向かう。
左;乗越から黒部源流を
見下ろす。
三俣蓮華はガスがかかり
山頂は見えない。 |
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乗越から源流と逆方向に流れ
落ちているのが岩苔小谷。
雲の平の溶岩台地を回って
来た源流とやがて合流する。
秘境 高天原はこの谷の下流
にある。
右;岩苔小谷の先に薬師岳
が聳える。
ガスは徐々に薄れていく。
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ワリモ岳山頂にて
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寄り道をしてワリモ山頂に立った。鷲羽岳はまだ遠く写真を撮って引き返す。
ガスの間から槍ヶ岳が覗く。
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ワリモ乗越付近はなだらかな起伏が続く。水晶小屋は前方の鞍部に見える。
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ワリモ乗越から雲の平(左中間の台地)、右奥の薬師岳。
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槍・穂高が姿を現した。(ワリモ乗越から)
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この日一番の槍・穂高の眺望。ジャンダルムや西穂の峰々まで、はっきり指差せる。 (水晶小屋近くより)
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水晶小屋近くより振り返る。左;鷲羽岳、右;ワリモ岳、そこから続くなだらかな縦走路。
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ハイマツの中の雷鳥。後ろの山は鷲羽岳
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水晶岳山頂にて。
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山頂よりの眺望 |
好天に恵まれて、山頂からの360°の眺望を
堪能した。
水晶小屋脇に荷物を置いて空身で往復し、
1.5時間程余分な時間を費やしたが、登った
価値は充分すぎるくらいあった。
左;岩苔小谷を挟んで向き合う中間の稜線は、
左端の岩苔乗越から右端の祖父岳に続く
尾根。
その先、黒部源流を挟んで三俣蓮華が穏
やかな山容を見せている。
尾根続きの双六岳は、ガスに隠れて見え
ない。
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中間の溶岩台地、雲の平の向こうに、黒部源流を挟んで、黒部五郎岳が聳える。
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薬師岳が雄大な山容を見せている。
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水晶岳とは尾根続きの赤牛岳。そのむこうに、ガスのかかった立山連峰、黒部湖も見える。
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逆方向を見ると、眼下に水晶小屋からの登山路、その先右方向に今日辿ってきた縦走路、ワリモ岳、鷲羽岳、彼方に槍ヶ岳が聳える。
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